時計修理の千年堂の田中です。
今日は「時計を受け継いていくこと」について書きたいと思います。
まずは、お客様より頂いたメールをご紹介します。
お世話になります
本日午後受け取りました
丁寧に仕上げてくださりありがとうございました
家族皆で喜んでおります
古い時計なのに、ここまでしていただいてありがとうございました
将来は息子が20歳になったときに渡そうと思ってます、それまでは私が大切に使います
何かあればまたお願いしたいと思います
本当にありがとうございました
千年堂の使命について
「親から子へ、そして孫へと、メンテナンスしながら時計を受け継いでいく。」
時計修理の千年堂はこのような使命からスタートしてます。
私や創業者を含め、かなり先にはなりますが、今ある時計は当然子供へ受け継いでもらおうと思っております。
それまで、大きな損傷がないように、大切に扱いながら、定期的にメンテナンスを行っております。
物を大事にするという文化が少しずつ薄れつつあるように感じますが、せめて時計だけは引き継いでもらいたいという人は非常に多いです。
時計と一緒に過ごすということ
大きな古時計という歌があります。誰もが知っているあの歌です。
おおきなのっぽの古時計
おじいさんの時計
百年 いつも動いていた
ご自慢の時計さ
おじいさんの 生れた朝に
買ってきた時計さ
いまは もう動かない その時計何でも知ってる 古時計
おじいさんの 時計
きれいな花嫁やってきた
その日も動いてた
うれしいことも 悲しいことも
みな知ってる 時計さ
いまは もう動かない その時計
この歌にもありますように、当の本人と一緒に時間を過ごした時計だからこそ、その時計はその人のことをよく知っている。
その時計を身につけることによってその人がいつもそばにいてくれる。
そう考える方も非常に多いのではないでしょうか。
そしてそういう風に大切に扱っていれば、腕時計はただの物ではなく、想いの通った大切な品になるのだと思います。
千年堂はこういった想いが叶えられるよう、修理サービスを通じてお手伝いさせていただいております。
ただ修理するだけではなく、お客様一人ひとりの気持ち・想いを次の世代へ繋がるよう、大事にしていきます。
もし時計のことでお困りのようでしたら、ぜひ時計修理の千年堂までご相談ください。